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電験三種対策 #4 機械

こんにちは。

今日は機械について書きます。

 

勉強開始前より、合格難易度が高いと聞いていたので時間が一番かかるよなと思っていました。(実際に一番時間をかけました)

特に四機に70%くらいの力を注ぎました。

結果的に本番では自己採点では90点でした。

 

 

勉強開始時のレベル

四機・・・変圧器は電圧変換出来ること程度は分かるけど他はからっきし。

     (誘導機?同期機?何それってレベル)

 

パワエレ/

制御工学・・・仕事で使っている。DC/DCコンバータは得意

       各トポロジーの特徴はある程度語れるレベル。

 

光学・・・反射?中学くらいでやったような気がする

 

・・・仕事で熱設計に苦しめられたため、熱抵抗計算、伝導、放射、対流計算なんでもござれ

 

化学、力学応用・・・高校でやった記憶があります

 

プログラム・・・一番得意なのでノー勉でいけそう。

 

得意な分野はありましたが配点率、出題率が低い分野ばかりでした。

 

勉強方法(2月~4月)

四機のワードが日本語に見えませんでした・・・。

何回読んでも理解できず、イメージがつかず苦痛でしかありませんでした。

(寝落ちして嫁に怒られた回数は数知れず・・・)

なので、ある程度読んだら分からないままテキストの問題を解き続けました。

問題集で言うと例題レベルの問題を何回も何回も解きました。

四機以外は光学と力学の原理と公式をインプットし、例題レベルの問題を何度も解きました。

範囲が広すぎてすぐに忘れるので、何回も何回もやることが大切だと思います。愚直以外に攻略法は無いと思います。

 

勉強方法(5月~6月)

テキストの演習問題を中心にやりました。レベルは例題に毛が生えたくらい。

これも四機は3周ずつくらい、そのほかの分野も2周ずつ程度やりました。

結果的にこれだけやっても5~6割くらいしか定着しませんでした。

 

勉強方法(7月~8月)

添削問題および計算問題以外に力を入れました。

7月途中くらいになるとある程度計算問題は解ける様になりました。

一方で知識問題がからっきしでした。

なので、四機に関しては動作特性グラフを頭に叩き込む(こじつけで覚える)、それ以外の分野は重要と書かれている部分のみひたすら覚えるの2点を本番まで実施しました。

 

過去問は通信教育から2年分(令和元年、令和二年)が送られてきたので本番2週間前にそれだけやりました。暗記分野でこけていたので最後の1週間はトレンド分析し、ひたすら暗記していました。

 

試験本番

高得点が取れましたがラッキーもありました。

①ブラシレスモータが直近2年連続で出ていたので直前に眺めていたら的中した。(5点分)

②仕事で直近で昇降圧コンバータの設計をしていたら本番で出た。(5点分)

③熱抵抗計算がB問題で出た。(10点分)

④四機の特徴、動作特性が2~3問出た(10~15点分)

 

②、③は仕事で押し付けられていた部分なので皆さんには参考にならないかもですが、

①、④は過去問のトレンドを分析したことで的中しました。

電験に限っては過去問はトレンド分析目的として使う方がいいと思います。

解法を覚えることが目的であれば、1冊の問題集を何回も解く方がいいと思います。

 

最後に

色々書きましたが、自分が行きついた機械の攻略方法は以下かな、と思います。

①四機を得点源にする

分からない語句が並んでいるがとりあえずあきらめずにやる。最悪原理は後回しで問題を解けるようになる。

 

②過去問のトレンド分析をする

四機は毎年5割~6割を占めると言われていますが、計算と知識問題は半々くらいのイメージです。計算は確実に取る。知識問題は出題者が好きそうな問題を掴む。

直近2年連続で出ている問題は注意。

 

※③仕事も積極的に(電気、機械、情報分野に携わっている人へ)

意外と仕事内容で馴染みがある分野が問題として出る印象があります。

特に熱の問題はメーカーだと皆さん苦しんでいると思います。

電験受験者は試験に直結する案件がころがっていたら自分で取に行く姿勢もいい方向にいくのではと思います。

 

長文になりましたが、読んでいただいてありがとうございました。

参考になれば幸いです。